ふじみ野市「市沢カイロプラクティック」は、弁天の森近く。「カイロプラクティック/整体」と「ほぐし」で、腰痛・頭痛・肩こり等を改善。



市沢カイロプラクティック
〒356-0057
ふじみ野市市沢2-8-17-102
TEL:049-293-7909
受付時間
火曜~土曜9:00~21:00
日曜・祝日9:00~17:00
月曜定休

relo_cliub

福利厚生倶楽部優待提携店

温めるのか?冷やすのか?

これは患者さんから良く質問されることの第一位です。

温めた方が良いのか?冷やした方が良いのか?

または、何となく冷やした方が良さそうだけど、どの状態まで冷やして、いつから温めるか?なども聞かれます。

答えは…『温めずに冷やす!』これに限ります。温める必要はありません。

炎症の「炎」の字を良く見てください。火が二つで構成されていますよね。漢字はその事柄や様子を良く表しています。これだけでも熱いというイメージが伝わってくるはずです。

なぜ、冷やすかは身体の構成成分は主に水・タンパク質・脂質でできていて、特にタンパク質と脂質は熱に非常に弱いということです。それは筋肉・骨ももちろん同じです。骨も実はコラーゲン(膠)というタンパク質が無ければ成り立ちません。コラーゲンで出来た枠(鎖)があってこそカルシウムの沈着が起こり骨の硬さが作られています。

人は身体を一定の温度に保つ恒温動物ですので、日々の生命活動の中で体内に発生した熱を捨てながら生きています。(呼気、汗、皮膚、便、尿など)本来、熱を捨てるようにできているのです。まして炎症(発熱・発赤・腫脹・疼痛)が起きているところは熱が高い状態ですから更に熱を加えることは非常に危険です。治りが遅くなることはもちろん、慢性化したり、場合によっては骨の変形を助長してしまいます。これは既に何十年も前かわかっていることです。

でもなぜか、日本では痛い時や辛い時は温めるという人の方が圧倒的に多い。それは温泉文化もあり、昔から「身体を冷やしちゃいけないよ」と言い聞かされてきたから、病院の先生からも「冷やさないで温めなさい」と言われるから。など「温める」といったイメージが強いからだと思います。確かに身体全体の冷えは良くないですが、炎症部を冷やすこととは意味が違います。

病院では炎症(熱)があると言いながら電気や遠赤外線など温熱療法をして更に温め、その後に痛み止めと冷却湿布を処方される。何だか変な話ですよね。これで更に温めるんだか冷やすんだかが余計わからなくなってしまいます。

確かに温めると痛みが和らぐのですが、それは痛みを感じる神経が熱で鈍感になっただけで良くなったわけではありません。神経もタンパク質でできていますから温めることによって正しく機能できない状態です。温めるのを止めると正常に機能することでまた痛みが出る。するとまた温める。これを繰り返すことにより内部の炎症熱がなかなか処理出来ないことで症状の慢性化が起こります。

これに比べて冷やす(局所的)においては、冷やしはじめの5分位が冷たさで神経の感度が高くなったために痛みが増したように感じますが、けして悪化したわけだはありません。20分から40分位冷やすことで炎症熱によるタンパク質の破壊を食い止め、痛みの物質も抑えられます。また、冷却した箇所では冷却後には温度を戻すために血行が盛んになり、免疫力を高まって修復も早くなります。急性期はもちろんのこと慢性化して痛みがある場合にも温めるよりも冷やしましょう!副作用がなく安全です。

冷却での副作用は一切なく、ただ冷たさと最初の5分位の痛みくらいだけです。詳しい冷やし方は生理的局所冷却をご確認してください。

注意点としては、冷やす時は同時に二か所以上は冷やさないでください。身体全体が寒くならないようにしてください。

「身体を冷やす(冷え)」と「局所的に冷やす」は別ものです。

 

ふじみ野 整体 カイロプラクティック  Healing & Care   市沢カイロプラクティック  嶋田

 

 

 

 

 

 

 

梅雨…「ギックリ腰」注意報

各地で梅雨入りが発表され、いよいよ関東も間近になってきましたね。

この時期になると「ギックリ腰」になる方の割合がグンッと上がります。季節の変わり目も危険ですが、梅雨時期の天候や気圧の変化は身体にとっても大きな影響が出やすいです。以前のつぶやきで「気圧と身体」として身体に何が起きるかを書かせてもらっているのでそちらもチェックしてみてください。

ここでは大きく関わってくるのがやはり骨盤の歪みです。以前にギックリ腰の経験がある方や慢性的に腰痛がありいつも湿布等で何とか乗り切っているという方、毎年ギックリ腰が恒例になっているなんて方はしっかり身体(骨盤)の歪みを修復させることをお勧めします。

あまりそのような状態が長いと慢性化することにより、いつもの腰痛や筋肉の硬直だけでなく、酷くなれば骨の変形や椎間板ヘルニアといったことになる可能性が高くなってしまいます。

ぎっくり腰は「癖になる」と言われるのは何故か? それは土台である骨盤の歪みを見落としているからです。

整形外科でもギックリ腰というとレントゲンを撮るのは腰椎が中心で骨盤はほとんどと言っていいほど気にしていません。大抵の場合は「腰の骨には異常はないよ。」と言われ、消炎鎮痛剤とコルセットを出されて終わりだと思います。またそのコルセットは腰とお腹を支えるような物が多いのであまり意味がない場合が多いです。

皆さんもお医者さんが気にしないのならギックリ腰に骨盤が関係するなんて思わないのも無理のないことだと思います。実際はそんなことありません。

家で例えれば、いくら立派で高価で頑丈な柱を立てても土台がガタガタだったり不安定ではちょっとしたことでもグラついていまい、外壁にはヒビが入り、最悪は家ごと傾くなんてこともあります。人も同じです。人の身体は動く構造物と言えるからです。ですから柱である腰(脊柱)だけを見てても、また外壁である筋肉を一生懸命鍛えても、身体の基礎である骨格(特に骨盤)がしっかりしていなければいくら他の部分に良い物を揃えても壊れやすいということです。

特に梅雨時期は気圧、気温、湿気とさまざまな悪条件が揃うことにより、細胞レベルでの膨張、水分量の変化などにより、関節や筋肉は通常より過剰なストレスを受けている状態です。まして腰は身体の「要」となる箇所であり、あらゆる動作に関わりがありますので他よりより影響を受けやすくなります。

ギックリ腰はこんな時に特に起きやすい!

①目の前の物やを取ろうとした時や物を拾い上げようと前に屈んだ時や身体を起こそうとした時

②不意に振り向いた時

③朝、洗顔や歯磨きの時に前屈みから身体を起こした時

④靴や靴下を立った状態で履こうとした時

⑤咳やクシャミをした時

など、重い物を持った時ではなく日常の動作の時(身体が構えてない時)が起きやすいのです。

なるべく膝を使って腰を落とす、スタンスを広げて腰を安定させる、しゃがみ込むなど身体の使い方を工夫することも大事ですのでこれからの時期は特に気を付けましょう!

以前ギックリ腰をしたことがある、慢性的に腰が痛い、骨盤の歪みが気になる等ありましたら当院に早めにご相談ください!

 

ふじみ野 整体 カイロプラクティック  Healing & Care   市沢カイロプラクティック 嶋田

 

 

 

 

腓(こむら)返り

腓(こむら)とは一般的に言う「ふくらはぎ」のことです。

ふくらはぎは膝裏からアキレス腱に掛けてプックリと膨らんでいる筋肉「腓腹筋」と、その腓腹筋に下にあって同じようにアキレス腱にまで付く「ヒラメ筋」という筋肉のことを指し、正式には二つ合わせて下腿三頭筋という筋肉です。

「こむら返り」とは、ほとんどの人が一度くらいは経験がある一般的に言う「足がツル」状態のことです。特に多いのが寝ている時(寝返りえをうったり、朝方に伸びをした時など)、水泳などの運動中、あと妊娠後期の女性に起こりやすいといわれています。突然ふくらはぎにツーンとした痛みが走ったかと思えばその後に激痛に見舞われる症状です。それは筋肉の急激な収縮によって引き起こされます。

原因としては病的要因によるものもありますが、ほとんどの人が経験するということは大多数の原因は他にあるといえます。

一般的に言われていることは、電解物質(カルシウム・ナトリウムなど)の不足であったり、激しく汗をかいたり、水分の過剰摂取によって血中の電解物質のバランスが崩れることによるもの、また血行不良や筋疲労によるものとされています。

日頃から食事の栄養バランスを気をつけたり、足りない栄養素はサプリメントやドリンクなどで補っている方、病院に行って(病的要因がない場合)筋肉を柔らかくする弛緩剤や血行を良くするためのビタミン剤を処方されて服用されてる方などもいらっしゃると思います。それでも「こむら返り」が起きることがあります。なぜでしょうか?

特に睡眠や水泳による長時間横になっている状態や、地面に足がついて無い状態が長く続くことによって骨盤の関節に適度な荷重が掛らないために関節間が緩くなったり、また妊娠後期の人では大きくなった胎児を収めるために骨盤の関節が内から押し広がり関節間が緩くなっている状態となります。

骨盤の関節が緩むことで腰から足の関節間も広がり引き伸ばされた状態になります。その状態が長く続くと筋肉も持続的に過剰に引き伸ばされるので、これに対して筋肉は本来の長さに戻して機能の回復を測ろうとして収縮します。このふくらはぎに起きた現象が「こむら返り」といいます。

特に「ふくらはぎ」は第二の心臓といわれ血液を心臓に送り返すという重要なポンプの役目をもっているところです。

寝ている時にこむら返りになりそうだったり、なってしまった時は、一般的に言われている足先を持って伸ばすのではなく、思い切って立ち上がってください。立ち上がることで関節に適度な荷重が掛り緩んだ状態になっている関節間がしまることで、引き伸ばされたことによるストレスがなくなり筋肉も自然な状態の戻ります。手で伸ばすよりも筋肉や関節を痛めることなく確実に早く収まり効果的です。また同時にその場足踏みを4~5回するとより効果が早いです。

どうしても立ち上がれないという人は壁に足裏をつけて足で強めに壁を押してみてください。そのあと足踏みすると良いでしょう!

 

ふじみ野 整体 カイロプラクティック  Healing & Care  市沢カイロプラクティック   嶋田

 

 

 

なぜ女性に便秘が多いのか?

便秘とは①排便が3日以上無い、週3回以下 ②排便の困難さ ③残便感

日本内科学会によると「3日以上排便がない状態、または毎日あっても残便感ある状態」と定義されています。

便秘の種類には、腸に障害があり腸管が狭くなっている「器質性便秘」と、腸の機能低下、または機能異常である「機能性便秘」とがあります。便秘として多いのは「機能性便秘」の方で、更に3つのタイプに分けられます。

①直腸性…多忙、環境の変化、プライバシーの欠如、不規則な生活、便意の抑制、下剤や浣腸の乱用などで直腸内圧に対する感情性が低下し直腸反射は減弱して便意を生じなくなる。

②痙攣性…精神的ストレスや疲労により自律神経のバランスを崩す。結腸(特に横行結腸より肛門側の結腸)が過度に痙攣性の収縮し、腸管膜が狭まり輸送に時間が掛る。

③弛緩性…食事量・食物繊維の摂取不足、運動不足、加齢、経産婦、臥床者などの腹筋力の低下、腸管への機械的刺激不足による腸蠕動運動の低下、便が貯留し必要以上の水分吸収がおこる。

排便は朝起き上がった時から準備が始まり、便の輸送が促され(起立反射)、食事と取ることで大腸の運動をさらに誘発されます(胃反射)。便が直腸に送り込まれ直腸内壁が伸展、内壁圧が高まると粘膜を刺激して排便反射が起き、肛門括約筋が弛緩して排便がはじまります。日本人の便は大体7~8割が水分、残りの1~2割くらいが腸内細菌の死骸、食べ物の残りカスが1割強、残りは脂肪やその他です。(便の理想は1日1回、小さなバナナ1~2本[約150g位]で黄色か褐色)

 

女性に多い理由は

①排便に必要な括約筋、腹筋の力が弱い。(身体全体の筋の重さは男性の方が50%多い)

②外や人前で便意を感じても、躊躇や我慢をしてしまい排便のリズムが狂う。

③ダイエットや偏食(食べないことにより腸の蠕動運動がおろそかになる。便の素が少ない)

④ストレス(自律神経のバランスが崩れる)

⑤便秘薬などの乱用。頼り過ぎると自立的な蠕動運動(腸の動き)の阻害となる。

⑥骨盤の形状。胎児を育てるために横に広いため腸が少し低く広く配置されているため。男性に比べても個体も液体も無くなるまで時間が掛る。また下半身に脂肪も貯まりやすく血液も骨盤に滞りやすくなる。

⑦女性独特のホルモンの影響

が挙げられます。

⑦について特に、プロジェステロン(黄体ホルモン)というホルモンの影響があり、月経前や妊娠初期に特に多く、妊娠初期や排卵後に盛んに分泌されるホルモンです。このホルモンは体内に水分を蓄積しようとする働きがあり、その結果排便に十分な水分が補給されなくなってカサも小さくなり排便しにくくなります。更に妊娠した時には流産を防ぐために子宮筋の収縮を抑制させる働きがあり、その働きは腸の運動(蠕動運動)にも影響を及ぼします。

プロジェステロン(黄体ホルモン)は妊娠維持に関係し、排卵後(生理後約1週間)に卵胞が黄体に代わると卵巣から分泌されはじめ、子宮内膜に受精卵が着床しやすくする役割があります。

妊娠すると胎盤が出来上がるまで卵巣の黄体から分泌が続き、その後は胎盤から分泌され続け子宮を安定させる働きがあります。

プロジェステロンは生理終了後から約14日目から分泌が多くなり始め、次の生理直前まで約2週間の優位期となるため必然と月の半分は便秘しやすい状態になってしまうというわけです。

 

特に女性特有のホルモンの影響は大きいのですが、日頃からバランス良く食べ(特に偏食は注意)、適度に運動することは当然大切です。なるべく薬に頼らないように心がけましょう!

また骨盤を歪みは内臓機能低下や血流の滞りを生むことになりますので、骨盤を正して本来の機能を高めてあげましょう!

ご相談、骨盤の矯正も当院に任せください。

 

ふじみ野 整体 カイロプラクティック  Healing & Care   市沢カイロプラクティック  嶋田

 

 

 

「尾骨」 保護の重要性

普段、尾骨(しっぽの名残りと言われている骨)を意識している人はあまりいないと思いますが、実は非常に重要なところでもあります。

尾骨を圧迫し続けてしまうという状態は髄膜系(頭から尾骨)を介して生命活動において大きな影響を与えてしまいます。特に現代は生活が欧米化してきたことやパソコン等の普及によってイスに座っている時間が非常に長くなっているので特に注意が必要です。ただイスに座っていることが全てが悪いというわけではなく、イスの形状であったり、座り方によっては尾部(尾骨)を圧迫し続けてしまう。ということが問題です。最近では多種の骨盤クッションがありますが尾部(尾骨)のことも考えてある圧迫をしない物を選ぶことをお薦めします。

ではなぜ圧迫い続けている状態が悪いのか?というと、

圧迫状態が長く続くことで血液と髄液の循環を阻害してしまうからです。血流が阻害されるということは血液は酸素と水を取り込むことができなくなり粘度をましてしまいます。当然のことながら循環を阻害されるということは頭部(脳)にも大きく影響します。

生理活性物質や酸素が不足することで思考能力が低下し、眠気も誘発します。(立ち上がると眠気が覚めたり、歩いている時に良いアイディアを思いついたりするのはそのためです。)それだけではなく、粘度を増した血液は心臓や血管に大きな負担を掛けることにもなり、場合によっては脱水状態が進むことによって血栓の形成(頭部なら脳血栓、脚部ならエコノミー症候群など)を誘発することにもなりえるからです。

更に尾骨を圧迫しないことは健全な子供の成長にも大きく関わります!

特に児童期には旺盛に動き回ることによって安定的な直立二足歩行を獲得する時期ですが、持続的に尾骨を圧迫するようなことが多かったり、長かったりすることがあると、脊柱の生理的弯曲(頚部は前弯・胸部は後弯・腰は前弯)不全、骨盤周辺部位に発育不全、それらに伴う内臓疾患や特発性側弯症(6~14歳で多く発見される)などの疾病要素を形成してしまう場合があります。日頃から体育座りや足を投げ出し座り、あぐら座りを持続的にしない、またはさせないように注意しましょう!イスは背もたれが後傾し過ぎないものを選ぶことや、イスに座る時は身体が後傾になり過ぎないようにクッション(座板)を入れたりして尾骨を圧迫しないようにしましょう!

 

当院にも特殊な合成樹脂で作られた姿勢維持・血流を阻害しない・尾骨圧迫なしのクッション(座板)を取り扱っていますので興味のある方はお問合せください。

普段イスに座っている状態が長い方、姿勢が気になっている方、腰痛・足の冷え・むくみ等でお困りの方にお薦めです!

 

ふじみ野 整体 カイロプラクティック   Healing & Care 市沢カイロプラクティック  嶋田

Copyright (C) 2012 市沢カイロプラクティック. All Rights Reserved.
〒356-0057 ふじみ野市市沢2-8-17 フォレストパーク102 TEL.049-293-7909