ここ最近、「お腹(胃腸)の調子悪い」とか「何となく体調が優れない」などの相談を受けることが多くなりました。
連日の猛暑であったり、台風の接近などもあり、身体には更にさまざまな影響を及ぼします。
特に気圧、朝・夜と日中の気温差・室内外との温度差などの変化に身体が対応出来ない状態です。
胃腸に関して言えば、特にストレスを過剰に受けると他の臓器よりも症状として出やすい臓器です。
さらに、この時期は暑いのでついつい冷たいものばかり摂ることが多くなり、胃腸の働き(分泌や動き)を更に低下させてしまいます。
チクチクやキリキリとした痛み・掴まれたような痛み・もやもやした気持ち悪さ・食欲不振・胸やけ・吐き気・お腹が張る・怠い・下痢・便秘など…
さまざまな症状があると思いますが、そんな時、皆さんはどうしますか?
・消化の良さそうなもの(さっぱりしたもの)を食べる、飲む
・胃腸薬を飲む (CMで食べる前に飲む なんてもの…)
・弱ってるからスタミナつくものをガツンと食べる。
・食欲を出すためにあえてスパイシーなものを食べる
・アルコールを飲む(たまにアルコール消毒をするなんて言う人もいます。)
根本的なことから考えれば、胃腸(消化器系)の調子が悪い時に食べることは大きな間違いです。
まして薬を飲んで食べるというのは、
車で例えれば、「アクセルを踏みながらブレーキをかけてる」ようなものです。
非常に効率が悪く、逆に胃腸(消化器系全て)に大きな負担を掛けているのです。
アルコールを飲むの問題外ですが…。
最近何となく調子が悪いなぁ~と感じている方は、無理に食べないで内臓系を少し休ませてあげましょう!
動物をみれば解りますが、体調が悪い時は食べずにじっとしています。あれは本能で食べることによる内臓系のストレスを無くし、休ませ、修復させている姿です。
人間も同じです。1日3食食べる必要ないのです。3食しっかりなんてのは人間だけです。
3日間ほど1日1食にし、動物系脂肪やタンパク質や油ものは全て避け、ご飯の量はもいつもの半分位で野菜中心の食事をすれば体調は良くなります。
何故、1日1食かというと、18時間くらいの時間食べ物を摂らない状態にすれば消化器系(口から腸まで)が全てが空になり休むことができるからです。
お腹がグルグルなったりしますが、それは修復のサインでもありますので食べないようにしましょう!ただし、水分補給はこまめにしてください。
注意としてはカフェインが多い飲み物は控えましょう!麦茶やカフェインレスのお茶が良いでしょう!
3日ほど続けていくと身体が軽く、お腹も頭もスッキリしてくるのが実感できるはずです。
注意:持病をお持ちの方でどうしても飲まなければならない薬があるために食べなければいけない方は、食べるものや量を見直してみてください。